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【動物】国内最高齢シシオザルの『ペペ(♂)』が亡くなりました

昨年7月1日、37歳の誕生日を迎えたペペ1
  • 昨年7月1日、37歳の誕生日を迎えたペペ1
  • 昨年7月1日、37歳の誕生日を迎えたペペ2

2023年1月25日、当園で飼育していたシシオザルのペペ(オス)が亡くなりました。
享年37歳6か月、死因は老衰でした。
ペペは、国内で飼育されているシシオザルの中で最高齢で、オスとしては歴代最高齢でした。

ペペはカナダのウイニペグ動物園で1985年7月1日に生まれ、1990年11月10日に日本平動物園に来園しました。

シシオザルは絶滅の危機に瀕していることから、国際的な繁殖計画が進められ、当時、ペペもその計画の一環としてチュリナ(メス)と共に来園しました。
これまでに15頭の子を残し、シシオザルの繁栄にも多大な貢献をしてくれました。

晩年は非公開の動物病院で余生をのんびりと過ごしていましたが、昨年秋頃に体調を崩し、一時はICU(集中治療室)に入ったこともありました。

年を越せないかも…という一抹の不安をはね返すように、ペペは奇跡的に回復し、そろそろまた広い部屋に戻してあげようかと思っていた矢先のことでした。

ペペの冥福を祈るとともに、今まで大切にしてくださった皆様にお礼申し上げます。

 
ペペの死亡により、当園のシシオザルは4頭になりました。※
 チュリナ (メス) 37歳(ペペに代わり、国内最高齢となりました)
 ルキ   (オス) 19歳(ペペとチュリナの子、動物病院で療養中)
 テト   (メス) 18歳(ペペとチュリナの子)
 あまちゃん(メス)   2歳 
 
 ※中型サル舎の修繕工事のため、現在シシオザルの展示は行っておりません。

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