でっきぶらし(News Paper)

一覧へ戻る

145号の2ページへ »

145号(2002年01月)1ページ

姉妹都市オマハ市より  ハクトウワシ ピューマ来 園

平成十二年年九月静岡市長を団長とするオマハ市訪問親善使節団がヘンリードーリー動物園を訪問し、姉妹都市提携35周年記念として動物相互寄贈を提案し、協議が進められてきました。 
 同年十二月、翌十三年八月と二回に亘り動物相互寄贈の具体的交渉と先進都市の飼育及び医療技術習得のため職員が渡米し、同意書の相互調印に至りました。

 関係者の努力がようやく実を結び、一年半の歳月を経、今年三月二十九日午後十一時、ハクトウワシ2羽、翌日の三十日午後十時にピューマ2頭が友好親善動物としてアメリカ・ネブラスカ州オマハ市より贈られてきました。 
ハクトウワシはアメリカの国鳥にも指定されていますが、世界的にもその数は激減し、州間の移動も難しい状況です。またワシントン条約附表一にも規定され、とても貴重な動物です。

 来園した個体はまだ幼鳥のため頭部の羽毛は焦げ茶色ですが、三年後には頭部が白く生え代わり凛々しい姿に変わります。

 日本では、釧路市動物園だけが番飼育されており、他の三園は一羽のみの単独飼育となっています。このため今後の日本平動物園での繁殖が全国的にも期待されています。

145号の2ページへ »

一覧へ戻る

ページの先頭へ