でっきぶらし(News Paper)

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239号(2017年12月)8ページ

スポットガイドだより 「★10月1日 は虫類館」

 10月1日(日)には虫類館でスポットガイドを行いました。今回のガイドの主役になってもらったのは、夏に生まれたヘビの赤ちゃんとエボシカメレオンです。
 普段生活していて、ヘビはあまり頻繁には見かけませんよね。その赤ちゃんを見たことのある人は結構少ないんじゃないか?と思い、普段はバックヤードで飼育している赤ちゃんを登場させてみました。コーンスネークというアメリカに生息するヘビの赤ちゃんで、まだ鉛筆くらいの太さしかなく、万一噛みつかれても痛くないし血も出ません。体はひんやりサラリとしていて気持ちが良く、小さな体で必死に指に巻きつく姿はとても可愛らしいです。動物の赤ちゃんは皆可愛いと思いますが、は虫類の赤ちゃんも例に漏れず可愛いものですよ。
 そしてエボシカメレオンについては、餌を食べる様子を観察してもらいました。普段は隠れていることが多いカメレオン、舌を伸ばす様子はなかなか見ることができません。餌のコオロギに気付いて、ゆっくりと木の葉のように揺れながら近づきます。狙いを定めて・・・、長い舌を伸ばし一瞬で餌を捕まえるカメレオンに皆さん大興奮でした。
 動物がなかなか動かないので素通りしてしまうことの多いは虫類館ですが、皆さんのまだ知らない魅力がたくさん詰まった場所でもあると思うので、ぜひ一度ゆっくり観察してみてください。
(久保 暁)

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