でっきぶらし(News Paper)

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103号(1995年01月)7ページ

子供動物園 小春日和 「ポニーにのれるよ」

 「ポニーにのりたいなあー」この声もそっと漏れるように聞こえてきます。ポニーがいるのならのれるんじゃないか、と密かに期待するのは無理からぬ話です。それに幼児動物教室の時にしか使わないなんてもったいない話です。
 で、祝日や日曜日の午後一時半よりせめて1時間程度でもと始めたのが、「ポニーにのれます」との看板を掲げてのサービスです。事故防止の為に年齢制限をしていますが、えてして崩れがちです。
 大きい子は跳び箱にでものるような要領でのってくれればいいのですが、問題は小さい子です。子供以上に親が乗せたい衝動にかられています。楽しい思い出づくりへの一助、何の異論もありませんが、四才前後の子をのせる時はより慎重になります。
 お客様にとっての不思議は、料金を取らないこと。「あのう、お金を取らないのですか」とおずおずと聞かれる方もいます。そして感謝の念はひたすらポニーのほうへ向かい、「大変ね、頑張ってね」と労をねぎらってゆかれます。

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