でっきぶらし(News Paper)

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267号(2022年08月)5ページ

「ありがとね、シャンティ。」

4月25日に53歳の誕生日を祝ったばかりで、まだまだこれからと思っていたのに悔しさと悲しみでいっぱいです。本当に、可愛くておりこうさんだったシャンティ。今でもまだ信じられない自分がいます。

本当に楽しい思い出ばかりで、足が痛くないか触って確認していると、触るなとばかりに軽く蹴られてこっちの足の方が痛かったり。言う事をなかなか聞かないので、強い口調で号令すると、耳と目をぱちぱちさせて困った表情をするのが本当に可愛くて、ついつい良しとしてしまったり。好きな食べ物は最後までとっておいたりと、楽しかった思い出がよみがえってきます。もっともっと、鼻に抱きついてスリスリしたかったけどもうできないね…。この半年間は横になることができていなかったので、これからは思う存分ゴロゴロして、好きな物を好きなだけ食べて、行きたい所に行ってのびのびとゆっくりと過ごしてね。そして、残ったダンボや自分達や動物園を天国から見守っていてね。53年間本当にお疲れ様でした。本当に本当に楽しかったよ。そして、ありがとねシャンティ。            
  
(望月 利憲)

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