でっきぶらし(News Paper)

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106号(1995年07月)2ページ

モモイロペリカンのメス来園

 今年五月十二日、下の池で飼育していたモモイロペリカンのメスが、急死しました。その二日後、今度はオスが体調をくずし、一時入院治療を行い、二週間後に退院したのですが、いっしょにいたメスがいなくなり、一羽でさみしそうでした。
 そんな中、七月六日に新しくモモイロペリカンのメスが動物園に来ました。まずは動物病院で検疫を行い、魚のキャッチング訓練をしました。健康チェックはパスしたのですが、魚は、なかなか投げても口でキャッチしてくれません。ペリカンは下の池で飼育していて、池の岸から、アジを投げる方法で給餌している為、この訓練は必要だったのです。
 ところが、一週間経過しても上達する兆しは見えず、その後は、少しばかりアジを与えながら様子をみていました。
 来園して二週間してもキャッチングする様子がみられないので、思いきって池に連れてゆき、オスといっしょにしてみることにしました。すると、翌日からオスといっしょにキャッチング!!案ずるより生むが易しです。
 さあ、二羽連れだって池の上を移動している姿を見に来て下さいネ。

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