でっきぶらし(News Paper)

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129号(1999年05月)11ページ

友の会コーナー 一日飼育教室編

増田裕乃 伊藤香
 私たちは、ゾウ、バイソンの飼育を主にやりました。まずはじめにやったことは、そうじでした。飼育小屋に入ったとき、野菜も食べているはずのゾウのフンは草のにおい、草の色をしていました。そしてフンの中には、ワラがまじっていました。ゾウのフンはおもくてスコップで入れようとしても、なかなか上手にいきませんでした。
 水でながした時には、ゾウのよごれが水にとけこんで、水が茶色く汚くなっていました。こすればこするほどきれいになっていったので、とてもすがすがしい気分になりました。
 そうじが終わった後は夕食の支度です。ゾウは草のブロックを足でけり、くずすことが楽しみだそうです。わらはとても重くずっしりとしていて、やっぱりゾウだな、と思いました。
 ツルには、園に出ていない、むすこがいます。おやにも、子にも名前がないので命名しました。父は、つるのすけ、意味は日本のツルは昔からえんぎがいいとされているのでつるのすけにしました。
 母、むすこは同るいで、母はつる美、むすこはつる太郎としました。みょうじは赤平で日の丸とこの動物園をかけあわせてつくりました。これからも、えんぎのいい鳥として幸福を願っていてほしいと思います。
 ゾウの鼻を注目してみたところ、かぐこともできるが、物を持ったり、折ったりすることもできるということがわかりました。そして今回最も感動したことは、水中に入ったとき、シュノーケルのように鼻ができるということでした。これは、他の動物にはできない、ゾウならではの特技だと思いました。それをたくさん見つけていきたいと思います。
 バイソンはフンはくろで形は円すいのような形です。バイソンはくさなら、ほとんど食べてしまいます。これからも元気でやっていってほしいと思います。

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