でっきぶらし(News Paper)

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103号(1995年01月)3ページ

アメリカバイソン 来園

 昨年11月21日にアメリカバイソンの直子が急死してしまい、オス1頭、メス1頭のアメリカバイソンを飼育していました。しかし、メスのメリーもかなりの高齢で、いつ病気になるか不安だったので、新しくメスを入れることとなりました。
 群馬サファリパークで生まれた個体を譲ってくれることとなり、1月23日に飼育課員2名で搬送を行ないました。
 来園した個体は1993年5月22日生まれで、輸送箱より寝室に入れる時もスムースに移動し、部屋に入ったとたんに乾草をムシャムシャ、皆それを見てこのおおらかな性格にほっとしました。
 名前は「モモ」になりました。寝室内の移動も扉を開けると、こちらの思いどおりに右に行ったり左に行ったりと、すなおに従ってくれました。
 そして、放飼場の同居の第一段として、まずメスのメリーといっしょにしてみたところ、トラブルらしきものはまったくなく、第二段としてのオスとの同居もスムースに行き、うまく仲間入りすることができました。

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