150号(2002年11月)3ページ
エンペラータマリン、今度こそ無事に育って!
でっきぶらし「146号」で昨年4月25日にエンペラータマリンが2頭繁殖したものの1頭は親から落ちてしまい、人工哺育に切り替えた記事を載せましたが、覚えていらっしゃいますか?
実はこの子共達は順調に大きくなっていたのですが、離乳し始める頃から体調を崩し、6月10、12日と相次いで死亡してしまったのです。
担当者はがっくり!
そうこうしているうちに再び妊娠!そして11月9日に2頭生まれたのです。残念ながら またしても1頭は人工哺育になってしまいました。
前回離乳を始めた頃に下痢となり、体調を崩していった事から、哺乳回数を減らし、固形物を与えていくタイミングには、十分注意を浮「ました。
また親元で大きくなっている子を観察していると何と2ヶ月足らずでどうも親やお兄ちゃん、お姉ちゃんがこの子を背負うのを嫌がりだし、子供が一人で「キーキー」叫んでも知らんぷり!
この寒さに放飼場にほったらかしにされてしまったら間違いなく凍死の危険があります。そこで夕方は群れを寝部屋に入れておくことにしました。そのお陰か(?)現在まで何とか2頭とも元気でいます。今度こそ立派に独り立ちして欲しいものです。