168号(2006年02月)10ページ
スポットガイドだより
★11月20日 中型サル
好天の中、新旧飼育担当者のコンビで息ぴったりに行いました。まず、現担当の有海飼育係員がサルたちに給餌し、採食風景を参加者に見ていただきました。その間に、前担当の長谷川飼育係員がそれぞれのサルの身体の特徴や野生での生態、また各個体の性格の違いや接し方など、実際に飼育してみて気が付いた本などには載っていないエピソードをお話しました。最後に、中型サル舎を開放し、係員の説明を聞きながら、普段入ることのできない獣舎の見学を行いました。参加者には、記念にステッカーをプレゼントしました。
★12月18日 アメリカバイソン
日本列島が寒波におおわれ、動物園も寒風が吹き参加人数が危ぶまれましたが、なんと開始時にはいつもの時と変わらない程の人数が参加してくれました。担当の諸星飼育係員が、3頭それぞれの性格や、オスのマックが数十kgもあるトラックのタイヤで遊ぶ様子などを紹介しました。
また、昔野生では数千万頭もいたのが、人間によってあっと言う間に数百頭になってしまった事、そこで保護政策が取られ今では数万頭まで生息数が回復した事などの話をしました。その後、話をよく聞いていた人にはすぐわかるクイズを出題し、正解者にバイソンの毛をプレゼントしました。また、希望者には、マックに葉っぱのプレゼントも行いました。最後に獣舎見学とステッカープレゼントのおまけもついて大盛況でした。