でっきぶらし(News Paper)

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179号(2007年12月)1ページ

ヤマネコ出産

 10月2日(推定)に、アムールヤマネコの子供が2頭生まれています。3週間程たったある日、巣穴から顔を出している子供1頭の姿を確認しました。その後、1週間程して2頭いることがわかりました。そして、生後45日程経った11月半ばには、とても可愛らしい子供2頭が無邪気にじゃれ合って遊んでいる姿がときどき見られるようになりました。これからは成長に伴いより多く姿が見られることと思います。
 アムールヤマネコは、野生では夜行性のため、昼間にご覧いただくよう「夜行性動物館」で飼育展示しています。体や頭部が大きく、顔の2本の白い縦線が大きいのが特徴的です。東南アジアに広く分布するベンガルヤマネコの亜種で、日本の対馬に生息している天然記念物のツシマヤマネコと同じ亜種になります。
 なお、この2頭(性別不詳)の名前を公募しますが、この「でっきぶらし」をご覧になっている頃には、もう名前も決まっているかもしれません。ちなみに、昨年生まれの子は1頭で、名前は「みかん」でした。今度の子供たちは、どんな名前になるでしょうか?

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