240号(2018年02月)7ページ
スポットガイドだより ★11月19日 バーバリシープ
昨年の11月、担当しているバーバリシープのスポットガイドを開催しました。バーバリシープは、4月から担当していて、8月頃からどんなガイド内容にしようか考えていました。
色々と考えて最終的には、来園者を寝室に入れてトラの頭骨とバーバリシープの頭骨を使い肉食動物と草食動物の違いやバーバリシープの生態などをガイドして、その後獣舎前の通路に戻りバーバリシープに葉っぱを与えてもらい終了。というシナリオを思い描いていました。
そして、ガイド当日となり近くにいらした来園者の方々に声をかけました。獣舎の中はあまり広くはないので10人程中に入ってもらいガイドを始めました。暫くすると友達同士で来ていた小学生の低学年の男の子二人が、頭骨を見てはしゃぎ出しました。何度か注意しましたが、全く聞く耳を持たず騒いでいます。加えて私のガイドを聞いてひとことひとことに質問攻めも始まりました!まあ、こうなってしまうと収拾がつかなくなってしまいます。ほかの来園者の方々も苦笑いをしていました。子供なので致し方ないのかもしれませんが、かなり聞きづらい思いをしていたと想像できます。そんな悪環境に負けず(笑)ひと通りガイドを済ませ寝室を出ました。
最後にガイドを聞いていただいた方たち、寝室から出たときにそのタイミングでバーバリシープ舎前にいた方たちに、葉っぱを配布してバーバリシープに与えてもらいました。その中には当然、小学生二人組も含まれています。
ほんの15~20分程度の時間でしたが、かなりの体力・気力を消耗することになりました。まあ、この機会をいい教訓として次のガイドに生かしていこうと思わせてくれるいい時間でした。
ありがとう!二人の小学生。また来てくださいね。
(児玉賢之)