でっきぶらし(News Paper)

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267号(2022年08月)3ページ

「天国のシャンティへ」

シャンティがいなくなり、日を追うごとに「あぁ本当にいなくなってしまったんだな」という実感が徐々に湧いてきている今日この頃です。シャンティとは、30年来の付き合いだったけど、初めての顔合わせの時、私のにおいを確認しようと伸ばしてきた鼻先が本当に怖くて金縛りにあったように身動きが出来なかったことを今でもよく覚えています。あれからいくつもの出来事・月日を重ねて、たくさんの思い出を作ってきたよね。清掃中、塵取りに取った糞を片付けるのをシャンティが代わりに運んでくれる時なんか、本当にお互いアイコンタクトが取れていたもんね。「いくよ」というあの時の表情、忘れないよ。

「小さい時から、ずっと見ていたのがシャンティでした。トレーニングで松永さんを乗せて、歩いているのが好きでした。」シャンティ、お客様からこんな手紙をもらったよ。ありがとう、シャンティ。シャンティにとって、自分はどんな存在だったのかな?こどもの日に、天国へ旅立ったシャンティ。いつか聞きたいよ。
      
(松永 亨)

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