136号(2000年07月)6ページ
オオアリクイ、只今人工保育中
当園では、1981年よりオオアリクイの飼育を始め、7年後初めて繁殖しました。この時はうまく育ちませんでしたが、その後は立派なお母さんぶりを発揮してくれています。
そして8月16日7回目の繁殖が見られました。来園当時メスはすでに成獣だったことから、かなりの高齢出産となりました 翌日、おっぱいを絞ってみたところ、全然出ないのです。このままでは子は衰弱してしまいます。そこで親から取り上げ、人工保育に切り替えることにしました。体重は860gとやはり小さく(普通1〜1.5kg)性別はメスでした。動物用の人工ミルクを細い乳首を使って、最初は1日5回約10cc程度飲んでいました。その後回数を減らしていき、9月30日現在、1日3回約100cci飲んでいます。そして体重も2510gとなり順調に成育しています。
お天気のよい日に、日光浴をしていますので数?1度会いに来て下さい。