でっきぶらし(News Paper)

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97号(1994年01月)3ページ

水禽池に今年もサギ類が飛来

園内の梅の花が咲き、桃のつぼみがふくらみ始め、少しずつですが、確実に春が訪ずれています。
園内には、二つの池があります。そして冬には、カモ達が渡ってきてしばしの間翼を休めています。
毎年一月十五日は全国一斉のガンカモ調査を行っていますが、一昔前までは千羽を超すほどのカモ達がやってきていたのに、年々減り続け今年はマガモ388羽、コガモ50、カルガモ26、ヒドリガモ17など合計482羽というさみしい結果でした。
そのカモ達と交代するかのように二月十九日、コサギ、ゴイサギ、アオサギ達が上の水禽池にやってきました。
毎年、上の水禽池の樹木に巣をつくりヒナをかえしています。この営巣風景を楽しみに毎年カメラを持って、池のふちに陣どり、パチリ、パチリと写真を撮っている人達が何人かいます。
自分のお気入りの場所が各々あるようで、その場所にジーとすわり、片手に虫よけスプレーを持ちながら、シャッターチャンスを待っています。
今年も、いらっしゃいますか?
すてきな写真がとれますように、お互い鳥達を暖かく見守りましょう。

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