でっきぶらし(News Paper)

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34号(1983年08月)2ページ

熱帯鳥類館・夜行性動物館 4月27日に開館 熱帯鳥類館

新熱帯鳥類館は、面積369?uで単独種の6つの展示室に加えて、新たに干潟の鳥の展示室、ジャングル展示室、渓流の鳥のコーナーを設けました。干潟の鳥の展示室では、雰囲気を出すため、砂を敷き、貝殻や流木などをおいてみました。ここでは、8種類のシギ、チドリ類が見られます。
また、人が通り抜けできるジャングル展示室では、枝から枝へと鳥達がとびまわり、身近に鳥達のコーラスを聞くことができます。ここでは、コノハノドリやフィンチ類が約20種類見ることができます。
渓流の鳥のコーナーでは、岩組みを施し、草木を繁らせ、山奥の雰囲気をつくってみました。ここでは、カワセミの仲間であるアオショウビンやその他日本産の野鳥を5〜6種類飼育展示しています。
以上のように、生息地別にくふうしたコーナーを設けましたので、ゆっくりと鳥の観察をなさってみてはいかがでしょうか。また、この鳥類館の特窒ニして、鳥の健康と館内の植物の緑がいつまでも保たれるように、展示室の天井の一部が開き自然光が入るようになっています。あなたも一度ジャングル展示室に入り、青空を仰ぎながら、鳥達のコーラスを聞いてみませんか? [担当:有海 厚]

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