でっきぶらし(News Paper)

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44号(1985年03月)2ページ

涙を飲んだ動物たち・その後

 「涙を飲んだ動物たち」そんなタイトルの“でっきぶらし”があった!?けげんに思われる方が多いでしょうか。実は、繁殖動物個体別ベスト10の裏タイトルとして、第三号で書きまとめたことがあるのです。
 こんな動物がこんなに繁殖していますだけでは、何とも空々しい感じがし、影にはせっかく繁殖してもこんなふうに涙を飲んだケースがあるのだと、繁殖の様々をつつみ隠さず、奥行深く表さんが為にです。
 あれから、三年近い月、日が経ちました。表のタイトル、個体別繁殖動物ベスト10にしても、今組めばかなり変わるのでは、と思います。「涙を飲んだ動物たち」へ仲間入りしているケースもあるようです。月・日の重みを感じずにはいられません。
 その後を追おうと思ったのは、その重み故です。今書き続けている良母愚母も、要は繁殖の経過が主題(ずれることもままあるが)。うまく絡み合ってくれるのでは、とも考えました。
 当時の説明を振り返りながら、現在との違いを述べる形で綴ってゆきたいと思います。さあいったいどれだけの動物が涙を返上しているでしょう。

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