でっきぶらし(News Paper)

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44号(1985年04月)2ページ

良母愚母 第五回

 良母愚母も、もう五回目の執筆となります。今までにも、繁殖賞を受賞した動物や開園以来の動物等、数回に渡って連載したものがありましたが、今回はそれをはるかに上回りそうです。
 ほぼ順路に沿って紹介し始めて、まだ半周するかしないか。動物園を分断するかのように流れている大慈悲院川を、まだ越えるこができません。口角ならぬペン先からあわを飛ばすぐらいの気構えで、書き続けねばならないようです。
 バーバーリシープからダチョウ、シマウマ、夜行性動物館、マレーバク、第一、ニ小型サル舎、子供動物園、熱帯鳥類館、クマ舎、アシカ池、ペンギン池と、まだまだいろいろな獣舎が続いてゆくのですから、へばるのは早過ぎます。性根をすえて、彼等が綴っている良母愚母のドラマを、最終コースまで精一杯紹介してゆきましょう。
 ところで、今回はひとつお勧めしたい読み物があります。仲間がひとり、ひと肌ぬいで自分の「ドジ」を語ってくれたのです。それも動物に語らせるユニークな方法で、です。ユーモラスに溢れ、これこそ飼育係にしか書けない汗と笑いの書き下ろしもの、と言っていいでしょう。必読あれ!!

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