でっきぶらし(News Paper)

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52号(1986年07月)13ページ

ZOOフレンドデー ゾウサンデー

 春の動物園まつりの一環として、ZOOフレンドデー(動物園と友達になる日)が、4月20日の日曜日に実施され、約2800名の見学者がありました。今回は、特にゾウをよく知ってもらう目的で、いつもは入れないゾウの寝室を一般公開し、その中で次のようなものを展示、実施しました。
1)ゾウさんの1日ということで、1日に食べる餌の種類と量を実物により見てもらい、飲み水の量、排出する糞の量、型はどうなっているのかということで、糞パックを作り実際にお客さんに持ってみてもらいました。
2)ゾウ牙と歯の構造、歯の生え変わりかた、世界で一番長い牙の模型。
3)ゾウの進化ということで、モエテリウムから現在のアジアゾウ、アフリカゾウまでの進化の過程。アジアゾウとアフリカゾウの違い。ゾウのギネス版として、世界で一番大きなアフリカゾウ、アジアゾウ。世界で一番長い牙、重い牙。当園で飼育中のダンボとシャンティの入園以後の成長記録等を実物、模型、パネルによって展示しました。
  コーナー別展示とは別に、日常作業の安全のためのゾウの馴到訓練をかねた調教を、10時・11時・1時30分の3回実施し、1時30分には約100名の子供達にゾウに触れてもらいました。見学者には、シャンティの右前足の足型(実物大)の印刷物を記念品として配布しました。当日2回の勉強会を受けた動物園友の会々員の方に展示物の説明や、人員整理のボランティア活動の協力がありました。

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