でっきぶらし(News Paper)

一覧へ戻る

« 163号の9ページへ

163号(2005年01月)10ページ

好評開催中! 高見洋子さんイラスト展

現在、子供動物園横の資料館では、この「でっきぶらし」のかわいいイラストをいつも描いてくださっている、高見洋子さん(兵庫県在住)のイラスト展を開催しています。高見さんの人柄そのままのほのぼのとした心温まるイラストのおかげで、私たちのつたない文章も皆さんに読んでいただけているのだと思っています。そんな高見さんから、今回の開催にあたりコメントを寄せていただきましたのでご紹介します。

はじめまして。私、日本平動物園と「でっきぶらし」のファンです。こうして文章を書かせていただくのは初めてですが、長い間でっきぶらしの動物イラストを描かせてもらっています。楽しい紙面に惹かれて「ぜひ、ぜひ描かせてください!」とお願いしてから、もう13年ほどたちました。

2ヶ月に1度原稿が送られてくると、まずはすみからすみまでじっくり楽しく読んでみます。次に、原稿を書かれた方の気持ちを想像してみます。それから、動物を思い浮かべながら構図を考えていきます。ここで出来るだけ、読んでくださる方が“おやっ”とか“むむっ”とか思ってくださる様に、つまり目にとまるように・・・(描きたいものだと思っているのですが・・)。 

その次に、家中の図鑑、写真集、専門書、絵はがき、子供の絵本などなど目に付く資料をながめて自分がかけそうな構図にねり直し、イラストを描いていきます。

そうはいっても腕不足のため、なかなか頭で考えるようには描けず、描いて消して、描いて消して、そうして夜もどんどんふけていき・・結局“なんじゃ、こりゃ”という絵のまま提出することもたびたびです。(おまけにいつも締め切り期限ギリギリです。動物園スタッフの方、重ねてごめんなさい。)

ただいつも、原稿を書く動物園の方々や動物達、それと読んでくださる方々をつなぐお手伝いができたらなあ、という気持ちでおります。つたない絵ですが、今後とも目に留めていただけたら嬉しいです。

さてこのたび、資料館にて「イラスト展」を開催させていただけることになりました。パズルやクイズも少々用意しています。動物園にお越しのついでに、遊んでいって下されば嬉しいです。
  
平成17年3月19日  高見 洋子

« 163号の9ページへ

一覧へ戻る

ページの先頭へ