でっきぶらし(News Paper)

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172号(2006年10月)11ページ

スポットガイドだより

★7月16日 小型サル

暑い日差しの中、担当の松下飼育係員の解説で行われました。小型サル類の生息環境、大型類人猿から小型サル類までの体の大きさや重さの比較、オス親や先に成育した子供達も子育てに参加すること、親がつかまえた昆虫等を子供に与える行動(他のサル類にはない)等について紹介しました。さらに、生まれた直後の子供の体重をみると、母親の体重にするとかなり大きな子供であること、また、餌の種類やバランス、給餌量、方法等が小型サル類を健康で長生きに飼育するには重要だと、ときおり参加者に質問をしながら解説しました。最後に、代表者にワタボウシパンシェにミルワームを手渡し給餌をしてもらいました。大人から子供まで大人気で皆聞き入っていました。

★8月20日 オランウータン

猛暑の中、担当の池ヶ谷飼育係員の解説で行われました。私達人間もサルの仲間ですが、中でもチンパンジー・ゴリラ・オラウータン等は人間に近い種類であることや、寝具として与えている麻袋の糸を器用にほどき自分のお気に入りの形にして利用している話などを色々な実物で説明しました。また、お見合いを何回か実施していますが互いの気持ちのズレでなかなか上手くいかない苦労話も出ました。最後に1日の餌の紹介をした後、大人の方にその中からミルク・ヨーグルト・落花生をオスのジュンに与えながら体に触れてもらいました。普段出来ない体験に皆さん大喜びしていました。
 

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