でっきぶらし(News Paper)

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177号(2007年08月)3ページ

【またまた出産ラッシュです】

5月25日、ピューマのメス2頭が生まれました。
今まで何度か育児放棄されてきたので、今回はすぐに取り上げ人工哺育へと切り替えました。生後3ヶ月ほど経ったらお披露目できるかもしれません。

5月30日には、ブラッザグエノン(メス)が1頭生まれています。公募の結果、名前は「ノンキー」と決まりました。

6月終わりには、子供動物園では、ヤギ(オス)の赤ちゃんも1頭生まれています。母親の体格が小さいため、難産でしたが何とか無事に生まれてくれました。公募の結果、名前は「ジャック」と決まりました。

また、小型サル舎では、コモンマーモセット(オス)1頭が生まれ、最初のうちは、よく父親の背中に付いていました。その後、時々母親の背中に付いているのを見かけましたが、母親は子供が背中に付くと嫌がって離そうとしています。

これは、まずいと思い注意しながら観察していると、7日目くらいには親が子供を木の上に置きっぱなしにしている時間がだんだん長くなってきてしまいました。時々、親が迎えに行っていましたが、8日目には、いくら子供が泣いていても迎えにいかなくなってしまったのです。

これでは、子供も十分に母乳を吸えていないため、残念ながら人工哺育に切り換えました。非常にミルクの飲みの良い子で、元気にすくすく育っています。

7月に入ってからは、マレーバクの子供(オス)1頭が生まれています。うり模様(白い斑点)のとても可愛らしい子供です。この模様も3ヶ月程でだんだん消えてきて、5ヵ月後にはほとんど無くなります。

ニホンカモシカにもオスの子供が生まれ、生後10日目には展示場の急な石垣もスムーズに登り降りし、母親の後ろをチョコチョコくっ付いて歩いています。

また、カリフォルニアアシカにも子供が生まれましたが、残念ながらこちらは死産でした。仲のいい夫婦なので、また来年の繁殖に期待したいです。

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