188号(2009年06月)5ページ
スポットガイドだより 1
★3月15日
ミナミシロサイ
青空の下、担当の渡辺飼育員の解説で実施されました。サイはアフリカに2種、アジアに3種生息していること、昔は活力剤として珍重され、金1gの値段と同等に取り引きしていたために密猟されたこと、現在は森林伐採等により絶滅の危機に瀕していることなど深刻な現状の話されました。
サイは体重が2tにもなり、陸上で生活している動物の中ではゾウの次に大きいこと、寿命は約50年ほど、フンはサインポストを兼ね一か所にすること、サイの角は人で言うと皮膚や髪の毛と同じ性質をしていることなど珍しい生態に関する話も紹介されました。
当園のサイ子とタロウの2頭の性格やその関係などのエピソードも紹介され、プレゼントつきのおさらいクイズがありました。
最後に、サイの寝室から放飼場にいるサイの体にタッチできるふれあい体験もありました。参加者はサイの体に触れた感触と目の前で見る体の大きさの迫力に興奮と笑顔いっぱいでサイ舎から出てきました。