でっきぶらし(News Paper)

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241号(2018年04月)6ページ

スポットガイドだより ★1月7日 インコ

 1月7日、ふれあい動物園のインコ舍前でスポットガイドを行いました。初めてのスポットガイドでドキドキしていましたが、当日は、晴天でスポットガイド日和でした。
時間になり、近くにいるお客さんに声をかけ、いざスポットガイド開始!スポットガイドでは、主にインコ・オウムの違いやいつも食べているエサの詳しい説明をしました。
 皆さんはインコとオウムの違いはわかりますか?インコとオウムの違いは、鳥として分類される科による違いです。インコはオウム目インコ科で、オウムはオウム目オウム科になります。外見上による違いは、冠羽があるかどうかです。冠羽がないのがインコ、冠羽があるのがオウムです。そもそも冠羽ってなんだ?という話なんですが…
冠羽とは頭に生えている長く伸びた羽のことです。この冠羽は、感情によって自由に動かすことができます。仲間とコミュニケーションをとるのに使ったり、敵に対して体を大きく見せるために使います。インコ舎にいるオウムは、シロビタイムジオウムのビタ、モモイロインコのモモとモイ、オオバタンのマツコがいます。普段は冠羽をとじているのでパッと見では分かりにくいです。運が良ければ冠羽がたっているのも見られるかもしれません。
 インコ・オウムのエサは、トマト、青菜、ブドウ、パイナップルなど全部で8種類の野菜や果物をあげています。エサを食べているところを皆さんはなかなか見る機会がないと思います。スポットガイドの時間には、もうエサを食べ終えていたので、いつもインコ達にあげているエサを用意して見てもらいました。その後おやつとしてひまわりの種をあげ、実際に食べている様子を見てもらいました。ひまわりの種は小さいですが、食べる時は器用に足でエサを持って使って食べます。他にも食パンなどは、水につけ少しふやかして食べたりとそれぞれのこだわりがあるようです。
 今回は、インコ・オウムの違いとエサについて書きましたが、その他にもインコ舎にいる子たちの特徴を紹介したり、実際に羽をさわってもらったり盛りだくさんな内容で行いました。
初めてのスポットガイドでとても緊張しましたが、無事終えることが出来てほんとによかったです。今回の反省点を次に生かして、より楽しんでもらえるように工夫していきたいと思います。
(岩下 宏美)

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