でっきぶらし(News Paper)

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251号(2019年12月)1ページ

のぞき見してね♡

 みなさん‼いつかのでっきぶらしで紹介した、バードフライトに登場する、3羽の鳥たちのことは覚えていますか?シオン、イージー、ヴィヴィ。この名前を聞いて思い出した方も、いまいちピンとこない方も、まったくなんのこっちゃわからない方も…過去のでっきぶらしが当園のホームページから見ることができますので、239号と243号の表紙を確認してみてください。

 まずは3羽の現状から。シオンはハリスホーク、イージーはアフリカワシミミズク、ヴィヴィはルリコンゴウインコ、という種類の鳥でそれぞれメス、メス、オスです。以前までの記事ではシオンしか雌雄が分かっていませんでしたが、イージーとヴィヴィも雌雄が判明しました。「公開トレーニング」としてのみ不定期に行われていた3羽のパフォーマンスは、しっかりと「バードフライト」という名前で、毎月第2土曜日と第4日曜日・祝日に定期開催できるようになりました‼

 この3羽はふれあい動物園内の猛禽舎で飼育しているのですが、実はこの猛禽舎は非公開の獣舎なんです。なぜ非公開なの?と疑問に思う方もいると思いますが、獣舎の建っている場所が関係しています。というのもこの猛禽舎、ポニー舎の真裏に建っているんです。猛禽舎よりも大きなポニー舎の裏側に、すっぽりと隠れる形になっているため非公開(というか、ただただ見えないだけ・・・)となっています。そのため、みなさまが鳥たちの姿を見ることはなかなかできないのです。
今のところ3羽に確実に会うには、定期開催のバードフライトや不定期開催の練習で飛ばす公開トレーニングのイベントに参加するか、動物園まつり期間中に(たまに)行う写真撮影のイベントに参加する以外、方法がありません。バードフライトや公開トレーニングは12時5分~20分くらい、写真撮影のイベントは11時~11時20分と時間が決まっており、そのほとんどが土日祝日に実施となります。この時間帯に来ることができる方々は、3羽の姿を間近でご覧いただけますが、そういった方ばかりではないと思います。

 ほんとは3羽の姿を見てみたいけど、なかなかタイミングが合わなくて見ることができない・・・というみなさまに朗報です‼なんと、ある2か所の場所からこっそりのぞき見ができるんです。1つ目の場所は乗馬コーナーの奥。ポニー舎の裏側が丸見えになっているところがありますので、一番みなさまに近いお部屋にいるアフリカワシミミズクのイージーが、こっそりではなくよく見えます。ほかの2羽はこの場所からは角度がついてしまうため、残念ながらほとんど見ることができません。見えたとしても僅かです。2つ目の場所はポニー舎内です。ウマのレベッカ君の部屋の窓から、ルリコンゴウインコのヴィヴィの姿が見られます。見られますと言いましたが、確実にではありません。ヴィヴィが部屋のフェンス(壁)をよじ登っているときでないとダメなのです。でもご安心を!ヴィヴィはよじ登るのが好きなのか、周りの景色を見るのが好きなのか、高確率で窓から見ることができます。ただし、ポニー舎内に入れるのは、ふれあいの時間が終わり、ウマたちが寝室に帰ってからになりますのでご注意ください。

 鳥たちを見るときにはくれぐれも、びっくりさせないようにそーっと見てください。今回紹介したのは、あくまでものぞき見だということをお忘れなく・・・。

(中川 輝美)

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