でっきぶらし(News Paper)

一覧へ戻る

« 251号の6ページへ251号の8ページへ »

251号(2019年12月)7ページ

スポットガイド フンボルトペンギン

 10月20日にフンボルトペンギンのスポットガイドを行いました。現在、ペンギン館では20羽のペンギンを飼育しています。突然ですが、皆さんは20羽いるペンギンたちを見分けることができますか?あまり知られていませんが、1羽1羽名前がついているんです。みんな同じように見える!という方も多いのではないでしょうか?顔も体の大きさも似ていて、20羽もいると見分けるのが難しいですよね~。ですが、実は簡単に見分けられるポイントが2つあるんです。1つ目は左右どちらかの翼に、色違いの翼帯(よくたい)というタグが付いています。1羽1羽、色の組み合わせが違うので簡単に見分けることができます。プールの手すりに早見表があるので、気になる子がいたら名前をチェックしてみてください。そして2つ目はお腹の模様です。白いお腹に黒い点があり、この点は羽が生え変わっても位置が変わりません。翼帯よりも覚えるのは難しいですが、ペンギン好きの方はお腹の模様でも見分けてみてください。スロープの下にはそれぞれの個体のお腹の点の位置、誕生日や性格などが書いてあります。似ているように見えても、実はとっても個性豊かなペンギンたち。皆さん是非、ゆっくり観察してみてください。

(江林 奏絵)

« 251号の6ページへ251号の8ページへ »

一覧へ戻る

ページの先頭へ