でっきぶらし(News Paper)

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261号(2021年08月)1ページ

モモイロペリカンが産まれました

 4月下旬、フライングメガドームで飼育されているモモイロペリカンにヒナが誕生しました!カッター(♂)とルタ(♀)との間に産まれた子は、4月27日に飼育員が目視で確認しましたが、おそらく同月22日にふ化したのではと思われます。

さて、フライングメガドームは様々な鳥を自然に近い状態で見ることのできる施設ですが、それゆえに動物の管理が大変でもあります。通常の飼育スペースであれば近くで観察できますし、何かあった時すぐに駆けつけてヒナを助けることができますが、フライングメガドームではそうはいきません。遠くから親鳥を刺激しないように双眼鏡で観察し、ヒナをちゃんと育ててくれているかを見守ります。あとは父のカッターと母のルタに任せるしかありません…。担当飼育員も不安な気持ちを抱えながら毎日見守っていましたが、2羽が優秀なおかげでヒナはすくすくと成長しています。

記事を書いている6月現在、すでに大人のペリカン達と泳いでいる姿が確認されていますので、皆さんがこの記事を読むころには身体も大きくなり、立派なペリカンらしい姿になっているかもしれません。詳しいお話についてはこの後の「あらかると」にて担当者の記事があるので、ぜひ読んでみてくだいさい♪

(藤森 圭太郎リカルド)

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