でっきぶらし(News Paper)

一覧へ戻る

« 263号の7ページへ263号の9ページへ »

263号(2021年12月)8ページ

実習生だより②

 私は6月22日から28日の5日間、日本平動物園で研修を行いました。22日から25日の4日間は幼児動物教室の補助と説明をし、飼育ではモルモットの飼育管理を主に担当しました。朝9時から動物教室が始まる10時半まで午前のモルモットの掃除、給餌を行っていましたが、中々時間内に終わらせることが難しく動物教室への参加が後半になってしまいました。ですが、無理に全てのことを終わらせるのでなく、午後に出来ることを後にしてスムーズに行うように努力しました。また、モルモットは頭数が多いため、素早く行うことも大事ですが、頭数が多いからこそ一頭一頭の動きなどにも注意しなければならないと感じました。午後はモルモットの収容以外にカピバラの馴致やモルモットのシャンプー、馬場のトンボかけなど様々な事をしました。

 動物園が休園日の月曜日は1日キリン、ゾウの飼育管理を担当しました。大型動物の飼育に関われることはとても貴重な経験になると思う気持ちと同時に不安も多かったです。獣舎や放飼場全てが広く、体力や力が必要だと感じました。ですが、トレーニングの様子など間近で見ることができ、とてもいい経験になりました。

 研修を通して改めて動物の飼育の大変さや来園者の方に喜んでもらえる嬉しさを知りました。動物教室をした際、幼児が問いかけに対して返事をしてくれたり、モルモットそれぞれの名前を教えたときに嬉しそうに名前を呼んでモルモットとふれあっていたりする姿を見て、とても嬉しい気持ちになりました。

 研修全体を通し、初めてのことが多く中々スムーズに行うことが出来なかったと感じる場面が多かったです。今回の研修での反省を改善できるようにより意識していきたいです。5日間という短い期間でしたが、とてもいい経験になりました。

(蒔田 穂乃香)

« 263号の7ページへ263号の9ページへ »

一覧へ戻る

ページの先頭へ