でっきぶらし(News Paper)

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259号(2021年04月)2ページ

アビシニアコロブスの 赤ちゃんが生まれました!

 1月15日、中型サル舎で飼育しているアビシニアコロブスに赤ちゃんが誕生しました。父親ロンと母親クレイオの間に仔が産まれたのは2018年11月11日の第1仔(ピン・オス)誕生以来で、当園では2度目の繁殖です。

 母親のクレイオは赤ちゃんをしっかり抱きしめ、場合によっては来園者から見えないように隠してしまうこともあります。ですが徐々に赤ちゃんも動くようになってきており、じっと見ていれば、かわいらしい赤ちゃんに出会えると思います。ちなみに赤ちゃんは真っ白な毛で覆われており、生後3か月ほどで親と同じような白黒模様に徐々に変化していきます。
さて家族が増え、4頭仲良く暮らしているアビシニアコロブスですが、どうもこの状況が面白くないのが1頭。…そう、兄のピンです。赤ちゃんが生まれ、今まで母親のクレイオにべったりだったのが、そうもいかなくなりました。相手をしてもらえなくなったピンは赤ちゃんを抱くクレイオの背中にとび蹴りをしたり、赤ちゃんにちょっかいをかけたり…。
クレイオに怒られてもちょっとやめては、またちょっかいの繰り返し。人間の子供でも同じようなことがあるので「上の子あるある」なのかもしれません(笑)

 ところが赤ちゃんが生まれて2週間ほどするとそんなピンにも変化が。赤ちゃんの手を優しく握ったり、自分の頭や尾を差し出し、赤ちゃんに自由に触れて遊ばせるなど、お兄ちゃんらしい行動が見られるようになりました。ちなみに父親のロンはあまり積極的には育児に参加しないものの、一歩引いて家族を見守っている感じです。

 しっかり者の母クレイオと、のんびりマイペースな父ロン、そしてこの1か月で心が大きく成長した兄ピンに囲まれて、赤ちゃんはすくすく成長しています。 
    
(藤森 圭太郎 リカルド)

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