でっきぶらし(News Paper)

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277号(2024年04月)7ページ

スポットガイド 2月18日 ポニー

 2月18日の日曜日にZOOスポットガイド「ポニー」を実施しました。ガイドの開始時間は13時30分。その時間はちょうど午後のふれあいがスタートする時間です。試験的に再開している乗馬体験も15分後の13時45分から開始となるため、ガイドを聞いてくれる来園者がどれほどいるのだろうか?という思いを抱えながら、話す内容をあれやこれやと考えたものです。ガイドはポニー舎外のパドックから中央の芝生へ、1頭のポニーを移動させるところからスタートしました。すると、ポニーを連れて歩いている姿に何人かの来園者が気づき、少しですが人が集まりました(私の思惑通り!!)。

 まずはじめに飼育している3頭の個体紹介をし、ポニーとウマの違いが体の大きさだということを説明しました。体の大きさのことは体高といい、人間でいうところの身長にあたります。ウマの体高は、地面からき甲という背中の一番高いところまでの長さで、この長さが147cmより大きいとウマ、小さいとポニーとなります。現在いる3頭のうち、ポニーなのはチェリー(♂)とつくし(♀)の2頭で、レベッカ(♂)は(147cmよりもちょい大きくらいなのでギリギリ)ウマです。

 次に、普段食べているエサの紹介や日々の手入れの方法、実際に使用している道具などをお見せしました。過去飼育していた個体の蹄の標本を使用し、足の裏がどうなっているのか、どのように手入れをしているのかなども見ていただきました。体のブラッシングに関しては、3頭それぞれの体毛やたてがみの質感、毛量や伸びるスピードなどなど…少し掘り下げて説明をしていきました。カットした、たてがみやしっぽの毛を実際に触ってもらい、毛の硬さや太さなどの質感を体感していただきました。見た目通りだったのか、見た目よりも~だったのか、ガイド参加者の反応がいろいろだったことに驚きました。そうこうしているうちに乗馬体験の開始時間が迫ってきたため、キリのよさそうなところで話をおしまいにしました。話が行ったり来たりしてまとまりがなく、とても聞きにくいガイドになってしまったなと反省しております。最後まで聞いてくださったみなさま、ありがとうございました。

中川 輝美

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