でっきぶらし(News Paper)

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110号(1996年03月)1ページ

げんかんクン誕生

 動物園の玄関口とも言うべき正面入口道路。昭和44年開園以来多くのお客様を、お迎えしているこの道路も寄る年波には勝てません。桜の根に下から突き上げられた歩道は、インターロッキングが、無残に崩れあちこちが凸凹。ガードフェンスは、度重なる修繕も及ばず白ペンキが錆色に負け、自動車が衝突した跡が痛々しい状況です。小さいお子様からお年寄りまでが、安心して楽しみながらご利用いただける歩道。渋滞疲れしているお車を、温かくお迎えできる玄関口への整備が課題でしたが、財政事情の厳しい折、なかなか予算化が実現できませんでした。
 それが、遂に昨年の暮れから工事着手されました。市公園緑地課の担当者の皆様と度重なる検討協議を重ね、「楽しく、歩きやすく、かつ安全」にリフレッシュした歩道。長時間の渋滞で疲れたお車のお客様が、「にこっと微笑んでいただける」可愛らしい動物たちのイラスト入り横断防止柵が、一部完成しゴールデンウィーク期間中も多くのお客様をお迎えし活動しています。
 平成8年度も引き続き施工され、来春には「げんかんクン」が、元気な産声をあげてくれることでしょう。

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