でっきぶらし(News Paper)

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40号(1984年07月)3ページ

幼児動物教室 ◎幼児動物教室の始まり

 開園して2年近く経ち、それぞれがやっと仕事に慣れ出した頃より、動物園をより一層活用して貰う為に始められました。13年前、昭和46年当時、幼児を対象にした動物教室が開かれていたのは、上野動物園だけではなかったでしょうか。手探りに近い感じでしたが、とにかくその上野動物園の実施状況を参考にしながらのスタートとなりました。
 幼児動物教室の開講を県内の中部、東部の幼稚園、保育園に呼びかけて(チラシを配布した)行なわれ、最初の年で13園、1400余名が参加しました。
 その当時の実施内容を見ますと、
(1)ウサギ、テンジクネズミを抱き、触れる。
(2)ウサギとカメの競争。
(3)ガチョウゲーム
(4)ロバに試乗。
(5)餌を与える。対象動物:ロバ、ポニー、ヤギ、インドゾウ
(6)インドニシキヘビに触れる。
(7)チンパンジーの演芸見学。
(8)動物の足型を画用紙にとる。
(9)動物の体重比べ。対象動物:チンパンジー、オランウータン、ウサギ、カメ
 実に多岐に渡り、時間も1時間半に及びました。

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