でっきぶらし(News Paper)

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スポットガイドだより

★9月19日 夜行性動物館
当日は13時半から14時まで来園者15組先着順に貸し切りで、担当の長倉飼育係員がガイドを行いました。いつもは開園時間中は夜にするため暗い館内ですが、このときは特別に電気をつけて昼の状態にし、動物の飼育状況、それぞれの個体の性格、飼育上のエピソードを交えて話しました。皆初めて見る昼の状態の中で興味津々に話を聞いていました。貸し切りの間に中に入れない来園者には、夜行性館の入口で別のガイドを行いました。館内にいる動物の数種を取り上げて、夜活動する動物ならではの身体の特徴や生態などを説明しました。また、動物園で与えている餌や体毛、羽根などを参加者に実際に見てもらいました。最後に参加者にはヤマアラシの毛をプレゼント、そして夜行性館の住人であるハリネズミを特別に触れるサービスを行い、大好評でした。

★10月17日 小型サル舎
好天に恵まれた中、担当の小野田飼育係員が、小型サル舎誕生の意外な秘密や、他のサル類とは全く違う珍しい子育ての仕方などについて説明をしました。小型サルの仲間には名前の最後に「タマリン」あるいは「マーモセット」という名前がつきますが、それは食性の違いからくること、また、タマリンやマーモセットの上につく名前はそれぞれの種類の身体の特徴からつけられていることなどの観察のポイントとなる話もありました。その後、人工哺育中のリスザルに触ったり、餌の一つであるミルワームを小型サルにプレゼントできるイベントも行い、大盛況でした。参加者は70名程でした。

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