でっきぶらし(News Paper)

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集い 〜上野動物園で開催〜

(小野田 祐典 長倉 徹)
5月29日に上野動物園において、“飼育係の集い”の交流会が開かれました。昼間は、午後1時30分から、動物園ホールにおいて、上野動物園100周年記念行事の一つである講演が行われ、東京大学教授、正田陽一先生のお話しを聞く事ができました。先生のお話しは、思い出の動物達の事で、日本平動物園より上野動物園に行ったアメリカバイソンのミミーも思い出の動物として話されました。講演の他にも、記念式典の映画、100周年のあゆみの映画も上映されました。
夜は、正田先生、上野動物園小森飼育課長、埼玉子供動物公園の遠藤園長はじめ、全国13館から約50名の飼育係が集まり、意義ある交流会を開く事ができました。みんなが、それぞれ各園の情報を交換しあい、最後に全員で寄せ書きをしたり、記念撮影をして、2時間30分も“あっ”という間に過ぎてしまうほど、短く感じました。
場所を変え、二次会には約25名集まり、この場においても各園の方々と、なごやかに交流することができました。二次会も11時で切り上げ、ホテルに入ってからも数名で夜中の2時ごろまで交流が続き、この飼育係の集いも成功のうちに終わりました。
今日まで、飼育係がこのように気楽に集まり、話し合い、情報を交換する会がありませんでしたが、やはり皆も交流を願っていたものと思われ、まだ2回目ですが多数の参加者にびっくりしています。又、各園共、動物に対する情熱も感じとられました。まだまだ、この集いも出発したばかりでもあり、改善しなければならない点も多々ありますが、これからも気楽に集まり話し合える場として、年2回ぐらいは開催していきたいものです。

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