でっきぶらし(News Paper)

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スポットガイド 7月17日 ミーアキャット

ウタ、「今日も暑い~腹ばいでお腹冷やさないとたまらないよ」
ボサ、「ほんと今年は猛暑だね~、ところでさっきから飼育員のおっちゃんが人を集めてなんかしとるよ?」
ウタ、「パネル持ってガイドしてるらしいけど緊張でテンパってる」
ピンク、「あ、会話が詰まった、頭の中真っ白ww」
ウタ、ボサ、ピンク「頑張れ~」

 3頭のミーアキャットがそんな会話をしそうな小暑の候、7月17日にスポットガイドを猛獣館で行いました。屋外が暑くても建物内なら「エアコンで暑さなんてへっちゃら」と言いたいところですが、今年は猛暑の上にコロナ対策でドアを開放換気しているため、エアコンや扇風機も効果半減、汗を拭きながらの開催となりました。

 内容は「1組の強いメスとオスを中心に群れで生活する」、「猛毒を持つサソリも免疫があるので平気で食べちゃう」、「サバンナや砂漠地帯に住むのに名前の由来は湖のネコ」「性格は気が荒く獰猛」「なんで立つの?」等、生息環境や野生や飼育下での行動、食生活の説明の他、「近年、エキゾチックアニマルブームの影響でミーアキャットを飼おうとする人もいますが、飼育には相当な準備と飼い続ける覚悟が必要」などを解説させていただき、その後で肉や果物、昆虫などの餌を実際に採食する様子を観察していただきました。

 文字にするといかにもきちんと解説した?ように思えますが、実はここ3年間コロナ禍でお客様が密になりやすいガイドを控えることが続きました。久しぶりに開催できた今回、練習もしたのに緊張しまくり嚙みまくりで、「以前はもう少し余裕をもって出来たのに・・」と反省しまくりの内容になってしまいました。そんなガイドではございましたが、たくさんのお客様から暖かい拍手を頂き、おじさん飼育員は思わず胸が熱くなってしまいました。

 今回、ガイドが出来る日常が戻りだした喜びを改めて実感しました。来園して下さった皆様、本当にありがとうございました。

(河村茂保)

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