126号(1998年11月)8ページ
1998年をふりかえって◆新小型サル舎オープン◆
当園の展示動物の特窒フ一つとしてサルの種類が多いことがあげられます。その中でも南米に生息する小型のサルは、とても人気があります。
これらのサルを展示している小型サル舎も老朽化したため、昨年4月に造り替えられました。飼育スペースはほぼ同じですが、獣舎内に樹木が植えられ、茂みの中で動き回る姿はとても楽しげに見うけられます。
4月にサル達が移動して、5月にはさっそくワタボウシパンシェの繁殖が見られ、9月にはクロミミマーモセット、10月にはピグミーマーモセット、11月にはアカテタマリンと順調に繁殖してきています。
今後ともかわいいサル社会が繰り広げられるよう、注意深く飼育してゆきたいと思います。