168号(2006年02月)3ページ
長寿日本一更新中
現在全国27の動物園で53頭のホッキョクグマがで飼育されています。
全世界でも400頭ぐらいしか飼育されておらず、その数も年々減少しており世界的にもとても希少な動物です。当園では、平成14年にオスの「ジャック」が亡くなり、それ以来メスの「ピンキー」1頭のみ飼育しています。
平成16年に関西の動物園で飼育されていた34才のメスが死亡したため、今まで国内長寿2番目の「ピンキー」が国内長寿日本一となりました。野生下でのホッキョクグマの平均寿命は25年位と言われており、昭和49年に来園した「ピンキー」は推定年齢は今年6月で32才以上になります。
人間に例えると優に百才以上になります。最近では、寄る年には勝てず年齢相応の風貌となってきましたが、食欲旺盛、足取りもしっかりしており、まだまだ現役長寿日本一を更新中です。