170号(2006年06月)8ページ
スポットガイドだより
★3月19日 バーバリーシープ
好天の中、バーバリーシープのスポットガイドが行われました。担当の池ヶ谷飼育係員が、自然の中を生き残っていくため体毛の色、脚の形、目の働き、餌の食べ方等、身体のあらゆる器官や行動が意味あるものだと説明をしました。また、シカ、サイ、バーバリーシープの3種の角を見せながらそれぞれの角の性質の違いを解説しました。角はその後大人気で、触りたい人で黒山の人だかりが出来ました。最後に人参のプレゼントを行い、大盛況でした。
★4月29日 オオアリクイ
天候不良のため実施が延びていたオオアリクイのスポットガイドが、GWの初日に行われました。開始する頃には100名を越す盛況ぶりでした。担当の田地川飼育係員が、オオアリクイの生息地の写真や主食のシロアリを採食するために蟻塚を壊している写真を見せたり、頭骨と舌のレプリカを使用してどの様にシロアリを採食するか舌の動きを説明しました。そして、クイズを出題し、正解者にはオオアリクイの毛をプレゼントしました。動物園ではアリを充分採食させるには大変な量が必要なので、それに代わる材料とその調理法を実演したところ、特に子供達には大好評でした。最後に、その作成した餌を採食する様子を見てもらうために、獣舎見学を行いました。その様子をすぐ間近で観ることができ、皆さん笑顔でいっぱいでした。