12月2日にスポットガイド・中型サル舎を行いました。いつものことながらニホンザルから開始して、最後のシシオザルについて話す頃には、ガイドを聞いてくださっているお客様の数が倍増しています。ありがたいことです。
　スポットガイドでは、サル達におやつをあげながらガイドを行いました。ガイドでは、図鑑的な知識はそこそこに、彼ら1頭1頭の個性や見分け方、群れの中での関係性などを重点的にお話しました。特にマンドリルは飼育員だけでなく、園内スタッフや常連のお客様にもマンドリルのボディランゲージで挨拶をしたり、威嚇をしたりするので、簡単なマンドリル語のお話もしました。ガイドを聞いた方はぜひマンドリルにマンドリル語で挨拶をしてみてくださいね。挨拶を返してくれるかもしれませんよ。
　さて、今回のガイドで一番盛り上がったのは何と言ってもアビシニアコロブスの赤ちゃんです!真っ白な赤ちゃんを抱いた母・クレイオが一番近くに来てくれるので、「かわいい!」の大盛り上がりでした。カメラマンもたくさんいましたね。良い写真は撮れたでしょうか?
　この号が出るころには赤ちゃんの色も変わり、活発に動くようになっていると思います。ぜひまた赤ちゃんの成長を見に来てくださいね。
(増田　知美)