5月19日にスポットガイド・中型サル舎を行いました。いつものことながら、最初のニホンザルのガイドの時にはお客様が数名しかいなかったのですが、最後のシシオザルの時には数十名に増えていました。立ち止まって聞いてくれた皆さん、ありがとうございました。

今回のガイドでも、注目を浴びたのは昨年11月生まれのアビシニアコロブスの赤ちゃん・ピンです。前回のスポットガイドの時はまだ白かった体色もすっかり大人と同じ色になり、ずっと母・クレイオに抱っこされていたのが一人で自由に跳びまわるようになっていました。しかしピンはまだ離乳前。両親がおやつをもらっている横で遊んでいるだけだったので、皆さんから「あの子にはあげないの?」と心配の声があがりましたが大丈夫です。ピンに直接渡さなくても、ピンはクレイオの手からちょっともらっていますので。

この記事を書いている今はピンも自分でおやつを取りに来るようになりました。日に日に親離れも進み、クレイオに甘える姿が見られるのもあと少しかもしれません。

増田　知美