69号(1989年05月)1ページ
フライングの無法者
ツクシガモがフライングケージで久々に繁殖。ひなは、小さいながら見た目以上の元気さで、親にしっかりくっつきながらはしゃぎ回っています。
多分に親が堂々としているからでしょう。少々近づき過ぎたかな、と思っても臆する風はなし。成長記録と気負っていた私。あまりに簡単に撮れて拍子抜けするぐらいでした。
もっとも、母親、父親にいわせれば「二本足は恐くないよ。恐いのは、今はいないがカナダガンの奴だ。何せ○○男や××子がやられたぐらいだからな」の思いだったかもしれません。
現在、十九種類飼育されていますが、二十年間決して仲良くやってきた訳ではありません。いえ、むしろ断続的にながらトラブルは続き、その度に飼育係は悩まされたぐらいです。