140号(2001年03月)2ページ
マサイキリンのキッコ安らかに
平成4年1月29日当時3才4ヶ月で宮崎県フェニックス自然動物園より来園したマサイキリンのキッコ、性格はおっとりしたマイペースだが 担当者の言葉を理解するかのような賢い彼女でしたが、数ヶ月前頃から前胸部にできた通称「寝ダコ」が大きくなり、やがてその傷口から病原菌が侵入し、じわじわと彼女の体を蝕んでいきました。外観からその異常に気づいた頃は病状はかなり進行しており、薬効の甲斐なく平成13年4月22日午後12時45分息を引き取りました。心残りは、トッポとの間に赤ちゃんに恵まれなかった事です。それはトッポが4歳半とまだ若く、キッコとの体格の違いもあったからでしょう。
12年余り私達を楽しませてくれたキッコ。
本当にありがとう。心から、お疲れさまでした。