でっきぶらし(News Paper)

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動物病院てんやわんや〜人工哺育抄〜

 桃が咲きました。梅が咲きました。桜が咲きました。そして次にツツジ、サツキ、フジが後を追うように開花、正に春らんまんを迎え花模様一色となりました。
 動物の赤ちゃん誕生も、実にこれに呼応するかのように始まりました。3月から5月、動物の出産は大半この時期に集中するのです。集計すれば、数字もはっきりとこれを裏付けてくれます。しかしながら、今年は例年とはいささか様相が違いました。いささか?いやこんな言葉では軽過ぎます。どういう言葉が適切かはさておき、とにもかくにも、せっかく生まれながらも“ぐうたらママ”が続出。獣医と飼育が一切を受け負わねばならない事態が生じたのです。

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