45号(1985年05月)10ページ
バードウォッチング
5月10日よりバードウィークが始まり、各地で採鳥会などが催されています。
日本では555種類の鳥が記録されていると言うと、そんなにいるんじゃ、とても見分けられないとあきらめてしまうかもしれません。でも1度にそんなにたくさんの鳥がいるわけではありませんから、フィールドガイドを使い、その鳥の特窒?調べてゆけば、自然と一つの名前が浮かび上がってきます。
まず、その鳥の大きさ、形、止まっている姿、尾の動かし方、飛んでいる姿、泳ぎ方等をチェックしてゆきます。また季節、生息地、地域等によって、いる鳥といない鳥がいますから、これも見分ける時のチェックポイントの一つになります。
鳥は、いろいろな鳴き方をします。静かに耳をすませてください。鳥がヒントを出してくれていますよ。
最初は、野鳥に詳しい人と一緒に野山を歩き、目や耳を訓練してゆけば、上達が早いと思います。
園内にもいろいろな野鳥がいます。今は、上の池でアオサギ、コサギ、ゴイサギが巣を作りにぎやかです。冬になるとカモも渡ってきます。
双眼鏡を片手に、1度来園してみてください。楽しみがまた一つ増えると思います。