65号(1988年09月)12ページ
モンキー、この騒々しい住人達(?T)・スーティマンガベー
				★スーティマンガペー
 このサルで強く印象に残っているのは、奇妙な病気で死なせてしまったことです。ふつうカビといえば、食べ物を含むものの表面につくと考えますが…。
 ある時、怪我をした訳でもないのに右腕をだらり、あれっおかしいなあと思っている内に歩行までがおかしな状態に。これでは入院させるしかありません。
 しばらく経って見舞いにゆくと、もう瞳孔の焦点すら定まらぬ状態でした。聞けば食欲すら忘れ、口元に何か持っていってやると思い出したように食べるとのことでした。
 ほどなく死亡。解剖の結果、カビの一種が体内を巣喰ったのが原因でそうなったと聞かされました。			

