93号(1993年05月)1ページ
ライオンの世代交替
昨年敬老の日に長寿表彰を受けたライオンの夫婦もやはり寄る年波には勝てず、今年に入り雄のレオが白血病で、雌のトーイが癌であいついで逝ってしまいました。その後継ぎとして2月に群馬サファリパークから雄が一頭来園していましたが、今回6月30日に雌が富士サファリパークから来園しました。名前はチャーミーと言います。年齢は7才で、性格は比較的おとなしそうです。来園してしばらくは新しい住み家にも馴れなかったようで、寝室から一歩も出ようとせず、掃除もできませんでしたが、今では要領を得たようで、スムーズに出入りをしてくれています。雄の「トサ」は少し変わり者のようですが、何とか無事いっしょに暮らしていってほしいと祈るばかりです。今まで20年近く2頭そろって動物園の人気者であったレオとトーイのようにトサとチャ―ミーもぜひ長寿表彰を受ける程長生きしてほしいものです。