98号(1994年03月)2ページ
サンタレムマーモセット来園
昨年12月にシルバーマーモセットが来園したことは「でっきぶらし96号」でお知らせしました。
そして4月6日にもう1種類新しい仲間が小型サル舎に入りました。その動物は、「サンタレムマーモセット」といい、南米に生息する小型のサルです。このサルの特窒ヘ、何といっても耳そのもののふちからはえているふさ毛や飾りの毛です。
先日、犬山市にある日本モンキーセンターでサンタレムマーモセットに3つ子の赤ちゃんが生まれ、2頭は親にまかせ、1頭をとりあげて人工哺育しているというニュースが流れてきました。
実は、当園に入ってきたメスは妊娠しており、来園する直前に動物業者の所で出産してしまったのです。残念ながら移動などのストレスがあったせいで、子は放棄されてしまい、死亡したとの連絡がありました。
そして産後の回復をみて、当園にやってきたのです。メスの体調はほぼ回復してきたようで、病院内での検疫も無事終了し、4月16日より小型サル舎に展示しています。
ですから、このメスのおめでたも期待できるわけで、当園でもサンタレムマ−モセットの赤ちゃんが見られるかもしれませんョ!!