187号(2009年04月)6ページ
<スポットガイドだより>
★1月18日 バーバリーシープ
担当の岩田飼育員の解説で行われました。はじめにバーバリーシープの名前の由来や別名タテガミヒツジと言われている理由の紹介がありました。
特徴の角は、一年に一度落角するシカの仲間と違い一生ついていること、ヒツジとヤギの両方の祖先の形態を備えていること、険しい山の岩場で生活しているので2本の蹄は地面にひっかかりやすいよう広がるようになっていること、瞳孔が横長のため一度に広い空間を確認しいち早く危険を発見できるしくみになっていること、餌を食べていない時に口をモグモグと動かしているのは反芻という、飲み込んだ食べ物を一旦吐きもどしもう一度食べることで栄養の吸収をよくする行動などの解説がありました。
最後に人参のプレゼントを実施。ガイドの開始時は天候の具合もあって人数も少なめでしたが、終わり頃には100名近くの参加者があり大盛況でした。