250号(2019年10月)8ページ
スポットガイド ジャガー
8月4日にジャガーのスポットガイドを実施しました。
ガイドを始めたときはちょうど1週間前に名前が決まったメスの「小梅」が放飼場に出ていました。「小梅」は3月末にオスの「卯月小助」のお嫁さんとして当園へ仲間入りした黒変種のジャガーです。「小梅」の「小」は「小助」の「小」、「梅」はジャガーの「梅花模様」からで、一般公募の中から名前が決まりました。お転婆でとても人懐っこい性格です。放飼場ではプールで水遊びをしたり、プールに入れたブイを転がしたりして元気いっぱいな姿を見せてくれました。
次は「卯月小助」の出番です!「小助」は放飼場に置かれた、お肉をペロリと食べ、そのあとで「小梅」の残り香が漂っている放飼場をゆっくりと1周していました。
2頭はポリタンクのおもちゃが大好きです。とても気に入って毎日遊ぶので、ポリタンクは穴だらけのボロボロになってしまい、このままだと欠片を誤飲してしまう可能性があるため回収しました。既に役割を果たしたボロボロのポリタンクを見せながら、実は穴を開けるのは「小助」で踏みつけて穴を広げているのが「小梅」だという話をしました。後日、お客様からポリタンクの寄付がいくつかあり、すぐに入れましたが、2頭が思いっきり遊ぶので1週間ほどで穴だらけの状態になってしまいました…。もっと強度の高いおもちゃを見つけなければいけません!!
最後に2頭のお見合いの様子を紹介しました。現在2頭は3部屋あるうちの両端の部屋にそれぞれ入り、一部屋開けた状態でお見合いをしています。本当は隣の部屋にいる状態でお見合いをしたいのですが、「小梅」がまだ小さく、前足が柵の中に入ってしまうためしばらくはこの状態でお見合いをしていく予定です。
まだまだ同居は先になりそうですが、2頭共とても遊び上手なので元気に遊ぶ姿をぜひ見に来てくださいね。
(大谷 舞)