５月１４日は母の日でした。

日本平動物園には様々なお母さん動物がいますが、
今年はレッサーパンダのホーマーをイベントでお祝いしました。

ホーマーは２０１６年３月にアメリカのコロンバス動物園から来園し、
同６月２日にホーリー（♀）を出産しました。

妊娠中に来日し、慣れない異国の地での出産となりましたが、
しっかりとホーリーを育て上げてくれた若きお母さんです。

そんなホーマーのために、果物や野菜をお花に見立ててプレゼントしました（写真１）。
イベントではたくさんのお客様にお集まりいただき、
皆さまの歓声や気持ちもホーマーに伝わったのではないかと思います（写真２）。


さて、実は日本平動物園のレッサーパンダでお母さんと言えば、
忘れてはならないのが“肝っ玉母ちゃん”ことシーです。

現在は非公開エリアで飼育しているためご覧いただくことはできず、
イベントでもホーマーしか取り上げられていなかったのですが、
２０１３年から３年連続で出産したベテラン母ちゃんです。
（レッサーパンダ館で展示しているまつば（♀）やヤマト（♂）の母親でもあります）

展示しているホーマーだけお祝いしては申し訳ないと、
イベントが終わった後のお昼休みに、
シーと飼育員２人っきりでささやかにお祝いしましたので、その様子も少しご紹介します。

急いで同様のお祝いを作り（写真３）、シーのもとへ行くと、
突然のサプライズに驚いたのか、初めはキョトン…とした様子でした（写真４）。

でも中身が大好物の果物や野菜だとわかるとすぐに食べ始め、完食してくれました（写真５）。


また機会があればシーも展示場に出して、皆様にもご覧いただきたいと思っています。
会える日を楽しみにお待ちください。